「山桜」

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藤沢周平の同名短編小説の映画化。恵まれない結婚生活をおくる女性が偶然の再会をもとに人生に希望を見出していく。田中麗奈が耐え忍ぶ女性の切ない感じと希望への強い気持ちを表現している。

キリっとした目の中にまっすぐさを漂わせている。いろんな役を今までにこなしているが、共通しているのは純粋さと芯の強さといった部分の気がする。こうした雰囲気がよく似合う。

東山紀之が運命の再会の相手だが、出番やセリフが少ないこともあるのだろうが、意外と寡黙で硬派な武士を演じていたのに少し驚いた。若干最後がぼかした終わり方をしていたのが気になったが、観た人間が自分で終わりを決めていいのかもしれない。個人的にはあれは希望の桜であって欲しいと思った。
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by backyard_babies | 2010-03-31 01:42 | Movie(japanese film)

「容疑者Xの献身」

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以前見ていたドラマの映画版である。ドラマでは柴崎コウと福山雅治のW主演的な感じであったが、映画版では柴崎コウはあまり出てこない、福山、堤真一、松雪泰子の3人のがそれぞれの演技をぶつけ合っている。

直木賞を受賞した東野圭吾原作であり、巧妙なトリックが少しずつ明らかになっていく様子や、それ以上にそれぞれの心情や想いが静かにそして強く描かれているのが素晴らしい。

特に堤真一の持ち前の圧倒的な演技力が冴えていて、人生に絶望した天才数学者が生きる希望を見つけたとき、その為にそそぐことのできる情熱というものを押し殺した想いという形で表現している。

松雪泰子も「フラガール」以降、その演技は高く評価でき、強い想いをうちに秘めた女性を演じ、存在感を大きく感じる。サスペンスと共に人間ドラマが大きく描かれているので物語に相乗効果を与えている。これは是非小説も読みたい。
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by backyard_babies | 2010-01-02 03:05 | Movie(japanese film)

「余命一ヶ月の花嫁」

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市川にて。世間で話題になっていた若くてがんで余命1ヶ月と宣告された女性と結婚式を挙げたカップルのお話。榮倉奈々がピュアで初々しくヒロインを演じている。

映画としての内容はそれほどではないかもしれない。ただところどころで榮倉奈々の言動が心に響いたり、柄本明が不器用なシャイな父親を演じているのもいい。

実際にドキュメンタリーを観たひとは事実と異なると感じたり、映画は美化されていると感じた人が多いようだ。ドキュメンタリーの再放送をTBSに求む。

映画の中で中学仲間のTが結婚式を挙げたセントグレース大聖堂が使われていた。なかなか懐かしい気持ちになった。
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by backyard_babies | 2009-05-25 00:56 | Movie(japanese film)

「約三十の嘘」

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寝台列車の中で繰り広げられる詐欺師チームのメンバー内の騙し合い。詐欺で稼いだ7000万円を持ち逃げしようとしているのは誰なのか!? みんな怪しそうに見える。

こういう観てる側を騙してくれる作品は面白い。騙して騙して、最後に伏線が活きてくるっていうのが理想だ。椎名桔平、中谷美紀、妻夫木聡といった役者が揃っているので舞台はずっと列車の中だけなのに作品がしまったものになっている。

最後はチームを継続していく為に、チームを騙すという詐欺師チームらしい終わり方が好感が持てた。
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by backyard_babies | 2009-03-24 00:31 | Movie(japanese film)

「四日間の奇蹟」

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以前、浅倉卓弥の原作を読んだ。東野圭吾の「秘密」と同じで、事故をきっかけに他の人に別の人のこころが宿ってしまうお話。

吉岡秀隆、石田ゆり子という配役は良かったと思う。指を負傷してピアニストとしての道を絶たれた、心の中にいろんなものをかかえているが表には出さずに静かな雰囲気をもった役は吉岡秀隆はあっている。石田ゆり子も原作のイメージに良く合っている。

ただ13,14歳の少女と心が入れ替わるという話なので、それくらいの少女が大人の女性としての発言をするシーンが映像となってしまうとどうしても違和感を感じてしまった。別のときにまた観たら、違う受け止め方ができるのかもしれないなぁ。
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by backyard_babies | 2009-01-08 01:46 | Movie(japanese film)