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「清須会議」

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三谷幸喜の作る作品はどれも複線がしっかりしていて、最終的に点と点が線に変わる様子が楽しくて、ついつい観てしまう。また豪華キャストをブッキングできるのも魅力である。

今回は織田信長の後継者を決める為の会議、歴史上初めて会議で跡取りが決まった会議らしい。正直歴史は苦手なので、一応下調べをして時代背景や登場人物はだいたいは把握できた状態で映画館(今回は市川で)へ向かった。

清須会議に出席するのは、羽柴秀吉(大泉洋)、柴田勝家(役所広司)、丹羽長秀(小日向文世)、池田恒興(佐藤浩市)の四人。すごいメンバーが揃っている。それぞれのキャラクターがデフォルメされていて面白さが倍増されている。

佐藤浩市はいつもは渋い役が多いのに今回は優柔不断な役で、おいしい話にあっちにふらふら、こっちにふらふらとしてちょっと滑稽な感じ。小日向文世は冷静沈着に最も合理的かつメリットのある結論を目指す。清須会議の鍵は丹羽長秀が握っていたわけだが、彼の心の動きをうまく演じている。

猛々しい勝家を演じた役所広司はさすが日本を代表とする役者だ。圧倒的な凄みを見せつつも、頭も筋肉的な役柄を全うした。きっとこんな武将だったのだろう。そして何よりこの狡猾な秀吉を演じた大泉洋はあっぱれだった。もともとナイナイの岡村にも話がいっていたらしいが大泉洋で正解。

武力はなくともずる賢さと常に一歩先を考えての臨機応変さ。その雰囲気を表情だけでなく仕種等でたくみに演じた。こんなはまり役はなかなかない。大泉洋の代表作となるだろう。

また登場する女性を敢えて当時のメイクを忠実に再現することで美しさではなく、怖い雰囲気にしたところも女性のしたたかさを表現するのに十分すぎる。いやぁ、鈴木京香のメイクは怖すぎ。

随所にちょっとした笑いをちりばめた作品で、あらためて歴史に興味を持つことができる。三谷幸喜初の歴史ものということだが、今後も歴史ものをつくってもらいたい。
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by backyard_babies | 2013-11-25 20:49 | Movie(japanese film)

「風立ちぬ」

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久しぶりにジブリ作品を観にいった気がする。既に観た友人からはなかなかの評判であった。「大人のジブリ」であると。

憧れの設計家が夢に出てきて、現実と夢を行ったり来たりする。また非常に冷静で強い目的意識をもった主人公・堀越二郎はとても好感が持てる。

ただ賛否両論となっているのは非常に多い喫煙シーン。煙草を吸っていた10年前は余り感じなかったかもしれないが、愛煙家の肩身が狭い現在では床に臥せるヒロインの横でリクエストがあったからと言って喫煙するのは若干違和感を感じる。

ただそういう時代であったこと、結核に煙草が悪い影響を与えても、それでもそばにいて欲しかったヒロイン・菜穂子の想いが強く描かれていたシーンなのかもしれない。

当時不治の病であった結核を抱える菜穂子を受け止め結婚する二郎。それは破滅すると分かっている恋に二人が迷うことなく進んでいくことを示しているとも言える。

正直、自分の心に強く響いたかと言われるとそうではない、ただもう一度観たいと思わせる作品だったと言える。
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by backyard_babies | 2013-08-19 01:33 | Movie(japanese film)

「グーグーだって猫である」

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漫画家に扮した小泉今日子が、おっとりとしたかわいらしい演技を見せてくれる。ベースは時間がゆっくりと流れていて、そこに上野樹里が淡々としているが、元気を与えている。

飼っている猫が登場人物に少し影響を与えたり、人との縁を結びつけてくれたり、なんだかほのぼのとした気分にさせてくれる。加瀬亮もちょっと個性的な役だが、おっとりとした役の小泉今日子との対比がおもしろい。

死神役でマーティ・フリードマンが登場する。淡々とした口調でナレーションや演技をしている。ちょっと行き詰ったり、悩んだりしている時に見ると、「またがんばってみようかな」って気分にさせてくれる作品だ。
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by backyard_babies | 2011-02-12 09:31 | Movie(japanese film)

「キャッチボール屋」

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リストラされた男性が、ひょんなことから10分100円で相手をするキャッチボール屋をすることになり、そこに訪れる人との触れ合いを描いている。

淡々とした流れの中で、それぞれの登場人物が心に抱える何かが明らかになっていく。大森南朋の飄々とした演技がいい味を出している。

その他の個性的な役者たちが脇を固めている。邦画独特のまったりとした雰囲気が心地よい。気軽に観られてほんわかした感じもいい。
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by backyard_babies | 2010-11-26 00:13 | Movie(japanese film)

「クロッシング」

c0174153_0222338.jpg初めてプレミアシートで鑑賞した。なかなかゆったりしていて良かった。イーサン・ホーク、リチャード・ギア、ドン・チードルが苦悩に満ちた警官たちの人間模様を演じている。

なかなか重い作品だった。危険にさらされる職業でありながら、収入が多いわけでもない。精神的に辛いことも多く、家族との関係も悪くなってしまう。

自分自身の正義を貫くことが警察組織にたてつくことになったり、法にふれることであったりと、警察官であり続けることの意味を自分自身に問いながらも解決策の見いだせない辛さが伝わってくる。

最終的に彼らがおのおので出した答えとその結果を正しかったのかどうかわからない。ただ後悔のないことをしないといけないのだろう。
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by backyard_babies | 2010-11-16 00:29 | Movie

「50回目のファーストキス」

c0174153_134161.jpg記憶が1日しか持たない女性に恋した男が毎日彼女に振りむいてもらうためにアクションを起こしていく物語。障害をかかえる彼女に対して毎日最初の頃のように接していき、彼女の為に何ができるのかを考え幸せの形を模索する。

現実的には困難な恋だが、いつも恋いしたてのただそばに居られるだけでいいという気持ちを持っていられるのは素晴らしいことだ。時が経てば経つほど彼女との気持ちの差が出てくるはずなのだが、それを埋めていく方法をいつも考えているアダム・サンドラーの役は心に響くものがある。またドリュー・バリモアがチャーリーズエンジェルとは違った魅力でかわいい女性を演じている。

人を好きになった時、ただ会いたい、そばに居たいと思った時の気持ち、相手の笑顔が見たくて、会う前にいろいろ考えたり、会えたときの嬉しさ、そういうものを重ね合わせて観ることができる。ある意味恋愛において一番自分の気持ちに素直なときなのかもしれない。

記憶が1日しか持たなくても、どんな障害があっても、惹かれ合う2人は強い力で結び付いている。忘れようとしても忘れられないし、必ずまた一緒になる時がくる。そんな気分になれる作品。友人の勧めで見たのだが人に薦めたいと思った。
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by backyard_babies | 2010-07-24 01:04 | Movie

「陰日向に咲く」

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劇団ひとりのベストセラー小説の映画化作品。宮崎あおい、岡田准一、伊藤敦史、緒川たまき等若い世代を中心としているが、西田敏行、三浦友和といったベテランが説得力のある演技で脇を固めている。

過去と今と家族と同級生と、そのいろいろな「愛」というものにスポットを当てている。うまく伝えられなかったこと、伝える前に別れてしまったこと、どんなに時が過ぎてもどこか心の中にひっかかっているものがあったりする。

それにちゃんとまっすぐ向かい合ってけじめをつけていく。いつか必ずどんな形であれなんらかの答えを出さないと前に進めないのかもしれない。この2人の関係はどうなったの?と思うところがあり、見た人の想像に任せるような終わり方であった。

物語としてしっかり伝わってくるものがあったし、いろんな立場でのまっすぐな想いが表現されていて良かった。
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by backyard_babies | 2010-07-17 00:35 | Movie(japanese film)

「GOAL!2」

c0174153_2121123.jpg続編は舞台をスペインのレアルマドリードに移した。途中、レアルが来日した時を利用して撮影したシーンがあったりした。サンチャゴベルナベウのピッチに降り立った選手の目線での映像は迫力がある。

成功していくことで見えなくなっていくことや、チームメイトの親友とのポジション争い、小さいとき出て行った母親や弟の登場と、いろんな要素が取り込まれている。ちょっとまとまり感がないと感じる部分もあった。

シンデレラストーリーものは成功してからの話がどうしても面白さが半減してしまう。ただ怪我をしてリハビリして復帰するシーンは、怪我してサッカーできなかったこの間までの自分にはちょっと励みになったりした。
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by backyard_babies | 2010-07-15 02:14 | Movie

「GOAL!」

c0174153_1702972.jpgいわゆるアメリカンサクセスストーリー。メキシコからの不法入国していたアマチュア選手がプレミアリーグのニューキャッスルの練習生としてチームに参加してリザーブチームから結果を残してトップチームに昇格していく。

ベッカム、ラウール、ジダンと当時のレアルの選手が試合じゃないシーンで登場するのは面白い。試合のシーンではランパードやジェラード等も出ていた。ただのサッカー映画ではなく貧しい街の家族愛も描かれている。

いかにもっていう映画ではあるが、わかりやすくていい。ドリブル一辺倒だった選手がチームプレイを考えるようになって出した一本のパス。チームが一つになったときの楽しさが共感できるシーンだった。

サッカーが題材でなかったらきっと面白いと感じないのだろう。でもこのワールドカップ効果も相まって、観終わった後清々しい気持ちだった。
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by backyard_babies | 2010-07-10 17:01 | Movie

「ゴーストライダー」

c0174153_050671.jpgニコラス・ケイジがアメコミに出演ってあまりイメージなかったけど、もともとかっこいい路線の人じゃないから意外とありなのかもしれない。ただやっぱり内容はちょっとチープなんだよなぁ。

炎に包まれた骸骨となるとなかなか正義には見えないし、やってることも決してまともではない。共感できる部分も少ないのであまり集中できなかったなぁ。

アメコミ=CG=大迫力というイメージなのだが、あまりコストをかけられていないようで迫力に欠ける。結局何かを解決した終わり方ではなかったし全体的にもやっとしてた。

スタントシーンでの挿入歌が聞いたことあるのに思い出せなくて歯がゆかった…。
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by backyard_babies | 2010-06-07 00:50 | Movie