「少年メリケンサック」

宮藤官九郎らしいドタバタさと勢いを感じる。パンクの激しさをかなり誇張した作品になっているが、青春時代のボーカルを銀杏BOYZの峯田和伸が演じていて、よりリアルに思いのたけを叫ぶ様子が描かれている。
佐藤浩市がこの手の作品に出るのはちょっと意外だけれども、彼の持つ強い男臭さがいつまでもパンクにこだわるロッカーにハマっている。
随所に笑いをちりばめているし、内容としても個性豊かなキャラクターは見ていて楽しいし、落ちぶれた中年達を応援したくなり、変わっていく彼らに見入ってしまう。
久しぶりに銀杏BOYZ、GOING STEADY、BLUE HEARTSを聞きたくなった。パンクはいいね。
by backyard_babies | 2011-01-13 00:41 | Movie(japanese film)