人気ブログランキング | 話題のタグを見る

FIFA ワールドカップ2010 グループG コートジボワール vs ポルトガル

コートジボワール vs ポルトガル
     0    -   0

FIFA ワールドカップ2010 グループG コートジボワール vs ポルトガル_c0174153_10336.jpg今大会の死のグループとも言われるグループG。この試合の両チーム以外にもブラジルがいる。ドログバが日本との親善マッチで腕を骨折したためベンチスタート。ポルトガルはナニが怪我で代表に入れなかったのが残念だ。

コートジボワールは中盤から少し長めのパスをしっかりとつないできて、右サイドのティオテが果敢にドリブル突破を試みる。ポルトガルは短いパスをつないでサイド、中央と空いているところから崩しにかかる。デコのパスの精度が悪い気がする。コートジボワールが中盤での高い位置でのチェックが組織である。前半10分C.ロナウドのロングシュートがポストを叩いた、入った!と思わず言ってしまった、惜しかった。

コートジボワールはアフリカっぽくなく、組織的な動きが見られる。これは名将エリクソン監督の意識付けなのかもしれない。ポルトガルのパスミスを誘い、徐々にボールを支配する時間が増えてくる。デコがスペースに動いてボールをもらうようになる。引いた相手を崩すには動いてスペースをつくり、そこに次の選手が走ってくる動きを繰り返す必要がある。しかしなかなかパスがつながらないポルトガル。コートジボワールは今度は左サイドのカルーの仕掛けが効いてくる。

前半はコートジボワールが狙い通りの試合運びとなったまま終了。後半開始からポルトガルは積極的に前からボールを取りにいき攻撃に繋げるようになり、中盤でのボールの奪い合いが激しくなる。後半9分ポルトガルはあまり動きの良くなかったダニーに代えてシモンを投入して、C.ロナウドをFWの位置にあげた、点を取りに行く布陣だ。後半16分ポルトガルはデコに代えてチアゴを投入。ポルトガルが中盤でボールを奪えるようになって攻勢になってきた。

C.ロナウドも前の空いたスペースを利用してスピードを活かしたドリブルや飛び出しをみせる。コートジボワールは後半20分大歓声のなかドログバが投入された。どれだけ存在感を示せるか。ポルトガルはC.ロナウドがドリブルするとファールをもらえるのが大きい。ゴール近くでのFKが多くなってきた。コートジボワールは後半37分にケイタを投入し攻撃に力を入れる。ポルトガルは最後の交代でアモリンを投入。最後の5分で勝ち点3をお互いに取りに行く。

ポルトガルは交代で入ったアモリンがいい動きをする。ロスタイムにコートジボワールはエリア内でドログバの前にボールが転がったがドログバがパスを選択した。そこはシュートだろ。その後にも惜しいチャンスがあったが、このままスコアレスのドロー。このグループでは勝ち点1が大きい意味をもつと思われるので、両チーム初戦の結果としては良かったのかもしれない。

by backyard_babies | 2010-06-16 01:02 | Sports