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FIFA ワールドカップ2010 グループE 日本 vs カメルーン

日本 vs カメルーン
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FIFA ワールドカップ2010 グループE 日本 vs カメルーン_c0174153_102563.jpg標高1400mのブルームフォンテーンで日本は初戦を迎えた。本田の1トップ、一枚後ろに松井、大久保、その後ろに遠藤、長谷部、アンカーにアンカーに阿部を置いた守備的布陣。試合開始からカメルーンは裏に飛び出す攻撃をみせる。このスピードはなかなかやっかいだ。

立ち上がり15分の間なかなか本田のところでボールが収まらない。前にいても怖さがない。長谷部や松井が右サイドからクロスをあげるがシュートまでつながらず。攻守のつなぎの部分で長谷部はいい働きをしている。均衡状態が続く。標高が高いので気圧のせいでボールが伸びることもありクロスがうまく合わない。

前半35分右サイド松井からのクロスがきれいにフリーの本田へ。足元にぴたりと止めて落ち着いて押しこみ日本先制。ポジショニングもあるがかなりの強運の持ち主だ。この後カメルーンが攻撃的に出ようとしたが守備的な日本はしっかり対応して前半終了。

後半開始早々右サイドからエトーのペナルティエリア内への切り込みからマイナスのパス、モーティングのシュートは枠をはずれた。エトーの怖さを十分に感じるプレーだった。徐々に前がかりになってくるカメルーン。前がかりになってきた分、DFの裏にスペースがうまれてくるのでそこをつきたい日本という図式だ。

後半25分、松井に代わって岡崎投入。積極的にしかけていくのは相手にとって嫌だろう。また守備では長友がかなりエトーを抑えている。日本は守備にかける時間が増えてきた。中盤でボールを支配されてきている。スタミナが落ちてきている。そんな中、長谷部は豊富な運動量でミドルシュートを放つなど攻守の要となっている。

後半36分、大久保に代わって矢野投入。カメルーンはロングボールを放りこむパワープレイに持っていく。ミドルシュートも増えてきた。ミドルに対してのDFの寄せがあまい。エンビアのシュートがクロスバーに当たるピンチもあった。後半42分、長谷部に代わって稲本投入。逃げ切り体勢に入った。

ロスタイムにもゴールを脅かされるシュートがあった。苦しい時間が続いたが無失点のまま勝ち点3をあげた。期待していなかっただけに最高の滑り出しとなった。ここからが真価が問われることになる。

by backyard_babies | 2010-06-15 01:01 | Sports