「砂時計」
両親の離婚を機に田舎へ引っ越してきた少女が、友達をつくり、恋をして歳を重ねていく。心の弱さのある主人公の少女時代を夏帆が好演している。いろんな表情が出来る子だ。
10代の頃のまっすぐな気持ち、世界が狭かった故に心に及ぼす影響も大きく、いつもいろんなことを真正面から受けてしまっていた。そんなことを思い出す。
随所に心の闇やそれに取り込まれてしまう様子を描いていて、そこから何を学んでいくのか、最終的に導かれる答えは、といったちょっと等身大で考えることができる。
なかなか器用に生きるのは難しくて、うまくバランスを保てなかったり、気持ちが弱くなってしまう時があるってことを改めて認識させられた気がする。
まぁ、逃げないでどうにかこうにかがんばっていれば、必ず光は見えてくる、個人的にはそう思っている。
by backyard_babies | 2010-01-15 00:14 | Movie(japanese film)