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ブラジル vs イタリア(FIFA コンフェデレーションカップ2009グループB)

ブラジル vs イタリア
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前回W杯王者イタリアとサッカー王国ブラジルの予選屈指の好カード!! 右サイドバックのマイコンが攻撃のきっかけをつくるブラジル。ここ数年攻撃的サイドバックが充実しているし、その重要性を最も理解している国と言えるだろう。一方イタリアは、ピルロからの長いボールを中心に、サイドから真ん中からと崩そうと試みる。ピルロのキープ力は素晴らしすぎる。

ブラジルはロビーニョやカカがスピードにのったドリブルで1人2人とかわして切り裂き、守備から攻撃への切り替えを早くし有効なカウンター攻撃をしかける。ボールをとった後がはやいブラジルは最後シュートで終わるので攻勢にみえる。イタリアは全体的にスピードが無いので攻撃にキレを感じない。守備も後手後手にまわっているようだ。

ブラジル vs イタリア(FIFA コンフェデレーションカップ2009グループB)_c0174153_1422093.jpg前半途中からブラジルの一方的な攻撃が続くようになる。イタリアはシュートまでいけないのが辛いところだ。前半37分にマイコンのシュートミスのボールを受けたルイス・ファビアーノが流し込んで先制点。そのすぐあと40分にロビーニョとカカで崩していきこぼれたところをまたしてもルイス・ファビアーノが押し込む。ルイス・ファビアーノは地味だがいい働きをする。そして43分またしてもロビーニョのカウンターからセンタリングをあげるとオウンゴールを誘って3点目だ。

後半に入ってもブラジル優位は変わらず。イタリアはカモラネージが切り込んだり、ロッシが鋭いミドルシュートを放ったりするが、パスミスも多く連動性に欠ける。途中出場のジラルディーノが前でキープして振り向いてシュート等ゴールへの意欲をみせるがあまり怖さを感じない。ブラジルのロビーニョがキレキレでスピーディなドリブルとフェイントで交わし、パスもきれいに通した。そしてカカからの展開やミドルシュートとこちらはいつゴールを奪ってもおかしくない状態だった。

結局このまま試合終了。ブラジルはルッシオやアンドレの守備も光った。一方W杯出場を易々と決めたイタリアだが、噂されてたようにグループに恵まれた結果だったようだ。ユース世代が世界トップであるので、早く次世代との融合を果たして欲しい。鉄壁の守備とファンタジスタのいる攻撃陣といった強いイタリアを。

by backyard_babies | 2009-06-24 01:42 | Sports