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「ブタがいた教室」

「ブタがいた教室」_c0174153_04989.jpg小学6年生のクラスで、食べることを目的として子豚から飼うというショッキングだが意味のある教育を実話をもとにした映画。以前この話を聞いたときは残酷だとも思ったが、これらの命を食することで人間は生きているということを身をもって理解することの意味は大きい。

子豚から飼うことでペットを育てる感覚になり、名前をつけることで擬人化し、情がうつっていく。ペットを飼うことで命の重要さを学ぶことができる。しかしそれを食べるということは自分たちが生きていく為に必要な犠牲について考えることができる。

この映画では子供たちにセリフの台本は渡されていなかったそうだ。子供たちなりに一生懸命考えて自分たちの考えをぶつけていく様子は、気持ちが強く伝わってきて面白い。子供の時に生きるということを真剣に考えるというのは素晴らしい教育だと思う。

改めて自分が生きていく上で数多くの命をいただいているという気持ちをしっかり感じて食事をしようと思う。良い作品だ。

by backyard_babies | 2011-06-27 00:04 | Movie(japanese film)