「60歳のラブレター」
定年を迎えるいくつかの夫婦が、それまで忘れていたもの、見えていなかったものと向き合い、大切な人のために何ができるのか考えていく。
ちょうど自分の親の世代になるのだが、どうしても献身的な妻とそれが当たり前だと思っている夫という構図が浮かぶ。感謝の気持ちに今になって気づく。
何かないとなかなか気づけなかったり、口に出したりすることはできないのかもしれないが、ありがとうとごめんなさいはちゃんと言わないとダメなんだろうな。
それぞれが直面する困難の中、1組の夫婦にタイトルのラブレターが絡んでくる。ちょっと心にしみる作品だ。
by backyard_babies | 2011-01-31 00:51 | Movie(japanese film)